例の記事について、みずもり亭日誌に何か記述はないかいなー、と思ったのだが、特に取り上げられてはいない様子。


まぁ、それはともかく、そちら経由でいくつか興味深いお話が。
「情緒的な反応」、「科学的でない、気持ち悪いという感覚」を無視していいのか?という話(2003/6/11)。
これは、(おなじみ!)『優生学の復活? 遺伝子中心主義の行方』でも述べられていた意見。


あと、クローン人間の生殖医療への応用について。以前のサイトで、私は、「子供の健康に問題が出る可能性があるため、クローンには反対」と書き、ただし、「この考えは、たとえば高齢出産を禁止するという意見と何が違うのか」と疑問も述べたのだけど、その辺についても『クローン人間』では、しっかりと述べられていることが分かった。
かの本は、(もちろん)買ったのだけど、おいてきてしまったなぁ。送ってもらうか。新書だし。


そしてもう一つ。ヒノモトでは、少子化対策基本法案なんてものが通りそうだ、とのこと。
子を育てることに伴う不利益を軽減し、男女で分かち合うことを促す、なーんて法案なわけはなくて(いや、一応、それっぽいことも書かれているが)、例によって精神論的な雰囲気。

なんたって、(オリジナルを確認していない孫引きで申し訳ないが)みずもり亭日誌(2003/6/15)によると、
自民党少子化問題調査会の伊吹文明・元労働大臣が「産む産まないは個人の自由といった考え方を少なくすることをしないと、少子化対策はできない」とコメントしている
らしいからねぇ。

最近見てないけど、某サイトでは、激しく弾劾しておられるであろう。