はっはっは、なるほど。「子供を1人もつくらない女性の面倒を、税金でみなさいというのはおかしい」なんていう発言があったわけね。
そうか、そうか。そういう人たちの思惑で、年金うんぬんなわけね。「普通は」思っても出てこない発言が、「エライ人」だと言えてしまうところが助かるなぁ。そんな話だとは思っていなかった。(勘違いしておりました。すいません。)


さて、だが、しかし、それでも。子供と年金を関連付けるのはおかしくないと思う。人を育てる上での苦労が、今までは無視されていたわけだ。で、そんな状況ゆえに、(当然)仕事その他へと労力・情熱が流れ、当然子供は減る。つまり、子育ては、コストに対して評価が、あまりにも低く、魅力に乏しいわけだ。それを是正しようという努力は悪くないように思える。子育て・仕事が同等に評価され、どちらを選ぶことにも、損得がなければ、すばらしいじゃない。(「子供はほしいけど」、のけどがなくなるような手を打つべき。)


ただし、これだけではまずい。これだけでは、ステレオタイプな男性・女性の価値観を強め、無理やり押し付けることになる。女性が、「これこれこうなのに、どうして子供を」という圧力ろ受けるのは明らか。その話を実行するなら、同時に男性側に何らかの、負担を義務付けなければますいでしょうなぁ。(ていうか、それは私の感覚的にイイコト。)


で、「子供を作らない男を、税金で養うのはおかしい」、と思わないのは、誰もが子育ての負担を母親が背負っていることを知っているからで、不思議ではないと思われますね。