なるほど、そうか!例によって、VOAニュースを聴いていて、目から鱗。どうして今まで気づかなかったのだろう。
下から4分の1あたり、犬のDNA解析の話。「おぉ!」と思ったのは、犬の行動を支配するDNAをターゲットとしている点。なるほど、犬は、その系列特有の性格(臆病とか攻撃的とか)があるものなぁ。その遺伝的由来を調べるに、もってこいだろう。そしてたぶん、その機構はヒトとそれほどの違いがあるまい。なんたって、感情を支配する大脳辺縁系が成立したのは古く、爬虫類以降は共通しているそうだし。
これ、そもそも、それぞれの系統の目に見える形質と性格との相関を調べることで、どの染色体に“性格を決定する”情報が載っているか分かるんじゃない?ま、単一の遺伝多型が決定するとは限らないだろうけど。
でも、ほら。Nスペで、配列の繰り返しがレセプターの構造を介して、好奇心の強さを決定する、ってのを紹介していたし。
あれ、見事だよなー。そういえば、アレどうやって見つけたんだろう。何らかの遺伝病と関係があったなかな?で、遺伝子が特定されて、タンパク質に行き着いた?