またまた新しい分野なので、現状を知るためサーベイの日々、なのだけど…。
この分野に関連する著作・総説としては、十年前から二十年ぐらい前のモノをいくつか持っていて、その辺りの流れは多少知っていたのだけど…、どうも、最近の研究は探しても見付からない。
う〜ん、この手法、やり尽くされ、見限られ、すたれているのかなー。根を同じくする、別のアプローチは、最近でもぼちぼちみるのだけど…。
というわけで、20年ほど前の論文を収集している。
その際、(全然、別の論文を探していて)目にとまったFigがあって、「かな」と思って確認すると師匠の論文だった。その辺りの年代には、今はエライ教授になって、あちこちに教授・助教授を輩出しているセンセイ方の、(独り立ちする前らしく)さらにその親分と連名の論文なんかもあって……。そのそうそうたるラインナップをみて、目がくらんだ。
化学の最高権威誌なのだけど、こんなにこの分野で賑わっていたのかー。これほどとは知らなかった。
はやりすたりって、すごいな。(「10年経つと忘れられ、同じ事をする連中が現れ、ブームになる」と、師匠はよく言っていた。)