「インターネット上と実際に会うことで築かれる対人関係の差」についての研究について、アンケートに答えた。
 
“ヒトはどこまでケモノなのか”、つまり、“ヒトはどのような原理に支配されているのか、それはケモノとどれほど共通するのか”。上の研究は、これらの問いにアプローチするおもしろさを感じる。(あくまで私が思うところだが。)
 
人と人の結びつきを強くするのに重要なコミュニケーションの要素はなんぞや。表情、声、接触、心、………。これらは、本来、分離できない要素であるが、ネット上で築かれる対人関係と比較することにより、分離して評価することができれば、(そしてそれが“常識”と異なるモノであればなおさら)面白いだろう。
 
なのだけど…。
 
“特定の人物を一人想定”してしまって、一般化できるのだろうか。いや、だから統計を取るわけだけど…。例えば結論として、“これこれの条件の人とは、こういう関係を持つ傾向がある”と“これこれの条件の人の中からは、こういう関係を持つ人を代表とする傾向がある”なんかを分けることが出来るかな…。ま、後者の揺らぎは無いと仮定していいのか。