反応しておく
 
ついこの間まで(田舎では今でも)、女性は『子供を産む道具』と見なされており、女性が『自分の望む人生』を生きることは不可能(または極めて困難)であった。
 
(ま、さらに言えば、“『女の幸せとは』洗脳”により、『自分』を持つことも出来なかったわけだが。)

最近になってようやく、周囲からの圧力に抗して『自分の人生』を生きることが可能になってきた、っちゅうだけの話だ。自分の人生の決定権をようやく手に入れた者を、ワガママと言うてはいかんだろうね。(奴隷制度から解放された奴隷たちは『ワガママ』か?)
言うまでもなく、今の問題は子育てに対するバックアップなわけだ。「子供は欲しいけれど、仕事と両立は厳しい」と多くの人が思うことが少子化につながっているわけで、補助金とベビーシッター等の拡充があれば、両立が可能と多くの人が思い、子供を持とうかということになるわけで。(ちなみに、仏国はそうやっている。)
 
ただ、いろんな人をひとまとめにして議論すると、相手とすれ違うことがあるだろうから気を付けないと。「ワガママという人たち」が想定する若い連中は、今が良ければという享楽的な人々を指している可能性もあるしね。ま、私はそれ(享楽的な考え)も自由だと思うが。というか、人から『正しい生き方』なんてモノを賜るのはまっぴらごめんだからな。