日本では、話題になっているのでしょうか。
<地震予知>16日前後に南関東で発生? 研究者が討論会(毎日=YAHOO)
八ヶ岳南麓天文台 地震前兆観測センターに資料があるそうなので、見てみましたが…。

私は、経験則は侮れないと思っているし、科学的根拠が現在は明らかでなくとも、信憑性・再現性のあるデータであれば注目に値すると思いますが…。

彼らの示すデータを見ると、「彼らの結論へ向けて、都合の良いデータのみをピックアップしているのではないか」という思いを抱きます。「彼らのいう“FM電波の変動”は、かなり普遍的に起きている現象で、適当な部分を切り取ればなんとでもいえるのではないか」、と。
彼らの主張する機構、BF-sensitive regionが存在するとすれば、同時刻に、同様な変動が各地で観測されるはずであり、それがBF-sensitive regionの存在を示す証拠の一つとなるのでしょう。また、アンテナをその方向に向けた時のみ、観測されるはず。が、そんなデータは全く示さず、相関性があるという、別々の時における例を、延々と挙げている。彼らは、それらのデータを持っているのかもしれないが…。「とにかく、全部の生データを見せて欲しい」といいたいところ。これだけでは、わからない。

「変動がある」は実験的事実なのだろうけど。「変動は普段から起きているのかどうか」、「この変動が、既に知られた現象なのかどうか」すら分からない私には、なんとも…。

かぎりなく、トの雰囲気を感じるが…。

でもまぁ、たまには、「地震に備える」のもいいのではないでしょうか。地震では、人はめったに死にません。火事さえ、火事さえ起こさなければ!地震が起きた時時どう動くかを考え、二、三日(これを越えるような規模なら、どうあがいても無駄であろう)の水と食料は用意しておくくらいは、普段からやっておいて良いはず。