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下の続き。そういえば、日本の酒って、恐ろしいほど特殊じゃないですか。なんと、主食たる米を嗜好品として（カロリー的に）無駄にしてしまう。こんな文化は、世界中探しても存在しないはず（普通、果物だったり、主食以外の穀物だったりするんじゃないかな）。「どうしてだろう」と思っていたのだけど…。
妄想だけど、これ、遺伝的な理由で説明されるのでは。
極東には、たまたまアルデヒドデヒドロゲナーゲを欠くヒトが拡がった。だから、酒の消費がそれほど多くならず、主食を発酵させる非効率な文化が許容されたとかね。マーヴィン・ハリスなら、地理的・自然環境的に米以外に発酵によりアルコール飲料となる適切な作物が存在しなかった。それ故、アルコールの摂取を制限する、アルデヒドデヒドロゲナーゲに欠陥のある遺伝子が拡がったと述べるかも知れませんなー。